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タイトル
 『塵劫記』は,それまでの数学書と違い生活のための数学を扱ったことで普及し,江戸初期から大正時代まで「塵劫記もどき」を含め刊行され続けた。また,『塵劫記』は江戸時代を通して,数学及び数学教育の基本で草分け的存在であり,江戸の文化・学問のある一面を知る上でも貴重な図書である。
  発行: 和算研究所
<事務局>
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book
[サンプル閲覧準備中]
日本語現代訳版『塵劫記』−校注付
頒布価格:3,000円/B5判
和算研究所
 2000年の夏に千葉の幕張で開かれるICME-9を目指して『塵劫記』の英訳の原本作りを進めていくうちに,日本語の現代文に直したものも必要ではないか,ということから英訳と同時に現代訳も刊行することになった。
 現代訳についても英訳担当者も一緒に検討しており,誰にでもわかるように気をつけたつもりである。学校教育の場での活用を考慮し,内容に入る前に多くの視点から考察した小論文的なものを合わせて載せた。我々がわかる範囲での資料もあげたが,この種の資料は大量に世に出ていない雑誌や研究誌で掲載されることが多いので,十分とは言い切れない。

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book[サンプル閲覧準備中]
英語版JINKOKI(塵劫記)−原本影印付
頒布価格:3,000円/B5判
和算研究所
 『塵劫記』の英訳は,長い間要望されていたが,このほど完成した。これはすでに故下平和夫氏が手がけられておられたが,業半ばにして逝去された。残念なことであった。この度,数学教育世界会議が日本で開催されるのを機会に是非実現しようということになり,竹之内脩,小川束を中心に多くの人の協力を得て出来たものである。底本には,佐藤健一氏その他のご指示により寛永18年本を用いた。
 訳してみると,この本は,江戸時代の風俗習慣に深く根ざしており,その意味での興味とともに,それをどう伝えるべきか,に苦心した。
 この訳本が日本文化の理解の一助となることを願っている。

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book
關孝和の『発微算法』−原本影印
頒布価格:2,500円/B5判
和算研究所
 江戸時代の最も突出したわが国の数学者である關孝和(1640頃〜1708)の著書である。關が生存中に刊行した書は『発微算法』一本のみである。当時沢口一之の『古今算法』(1671)の遺題は多元高次方程式に帰着するものであった。この問題を解くのに関は傍「傍書法」を考案して解いた。それが『発微算法』である。現存する『発微算法』は3種3本であるが,その内の貴重な一書を使った。本書は和算研究所所蔵の下平和夫旧蔵書の影印本である。

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毛利重能著『割算書』−原本影印
頒布価格:1,500円/B6判
和算研究所
 和算の祖といわれた毛利重能が元和8年(1622)に著したもので,正しい書名は不明なのであるが,昭和2年に与謝野寛,与謝野晶子,正宗敦夫の編による「日本古典全集」の『古代数学集』に取り上げられ,その折に書名を『割算書』と名づけられた。以後その名で呼ばれている。元和8年が初版であるが,何度も刊行されている。本書は和算研究所所蔵本で下平和夫旧蔵書,寛永4年の刊行である。

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和算研究所紀要
頒布価格:各2,500円/B5判
和算研究所
No.5 2004年1月
 [論文]
  ・『算数書』 に関する問題点  郭書春(著),城地茂(訳)
  ・和算史研究の回顧と展望  
 [資料]
  ・明治21年6月刻成『新増頭書新編塵劫記大全』影印
No.4 2001年3月
 [論文]
  ・教科書としての『塵劫記』
    −すぐれた数学教育者としての吉田光由−  公田藏
  ・『算数書』日本語訳  城地茂
 [資料]
  ・寛文13年版『新編塵劫記』影印
No.3 2000年3月
 [論文]
  ・日中不定方程式の系譜
    −其率術,鶴亀算そして百鶴術−  城地茂
  ・松永良弼の綴術について  小川束
 [資料]
  ・『新編塵劫記』西村板大型3巻本影印
No.2 1999年3月
 [論文]
  ・田中由真の終結式について  竹之内脩
  ・吉田光由の師について  大竹茂雄
 [資料]
  ・吉田光由『塵劫記』五巻本影印
No.1 1998年3月
 [論文]
  ・關孝和のについて  竹之内脩
 [研究ノート]
  ・インド・中国の古い数学問題と和算の相似性について
     道脇義正
 [資料]
  ・吉田光由著 寛永十八年版『新編塵劫記』影印

 
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以下は和算に関する刊行書です。書店へ申し込みください。
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book

頒布価格:1,500円
研成社
 吉田光由の著した『塵劫記』は,数学書でありながら,十返舎一九,井原西鶴も遠く及ばないほど,江戸時代の人々に愛読・愛用され,一家に一冊はあるほど普及した。江戸の人々を引きつけた内容的魅力,発想のすばらしさを興味深く語る。巻末に初版本の原著印影を掲載。

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book

頒布価格:1,700円+税
東洋書店
 日本人の高水準の数学には,当然のことではあるが江戸時代の数学,和算がその根底にある。これは多くの人たちの認めるところである。
 数学を教える人が自分からやってきて教えてくれる。
 そろばん勘定に合わない趣味として楽しまれた数学を,また江戸文化の一つとしての和算をここに紹介したい。

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book

頒布価格:2,000円+税
研成社
 本来,数学は自分流に考えて楽しむもの。
 江戸庶民がどう和算(数学)をとらえ,楽しんでいたか再現。
 あなたも算額道場に入門してみませんか!
算額の絵馬やその問題に接しているうちに,いま持っている数学に対するイメージが変わって楽しみ方が分かってくるはずです。

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book

頒布価格:1,600円+税
研成社
 江戸の人々がこよなく愛した和算の森を散策してみませんか。  
 
 江戸の庶民を数学嫌いにさせなかった和算とは,今日の西洋数学とどこが違っていたのか,どんな特色があったのか,江戸文化の香りただよう話題と問題と解き方の魅力に取り組んでみた。

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book

頒布価格:1,900円+税
東洋書店
 中学・高校で学ぶ身近な数学の定理や計算法が発見された背景を解説。高校教師共同執筆によるユニークな数学の歴史書。  
人間生活の発達と軌を一にするその歴史を知ることで興味も倍増。

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book

頒布価格:1,600円+税
東洋書店
 

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